【イベント】ワイヤレスジャパン概要紹介と展示会参加のポイント

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この間、ワイヤレスジャパンに行こうって誘われたんだけど、何それ?

チャーチルさん

ポン先生

いわゆる展示会だね。普段は見れない物もあるから行ってみたら良いと思うよ。

この記事ではワイヤレスジャパンについて紹介します。ITの展示会はたくさんあるので一例として取り上げます。可能な方は是非現地に行ってみてください。また、展示会参加時のポイントについても纏めています。

ワイヤレスジャパンとは

ワイヤレスジャパンとはワイヤレスソリューションに特化した専門展示会です。1996年から開催されており今年2022年で26回目の開催となります。

https://www8.ric.co.jp/expo/wj/

■開催概要

ワイヤレスジャパン

出典:ワイヤレスジャパン

ざっくり言うと『無線関連の最新技術のお披露目会』と言ったところでしょうか。無線と聞くと真っ先にWi-Fiを思い浮かべるかもしれません。しかしワイヤレスジャパンはWi-Fiだけに限らずBluetoothや5G、衛星通信などの無線通信技術、または無線を利用した具体的なソリューション(VR/AR、遠隔操作など)多岐に渡ります。

私も普段は企業LANの構築がメインなので実質『無線=Wi-Fi』ですがこういったイベントは普段関わる事の少ない5Gなどの技術を知るチャンスなのでとても貴重です。

5/25~27の展示会とは別に、6/15~30の期間でオンライン展示会もあるので遠方だったりスケジュールが合わない方も体験できるようになっています。入場は無料ですが来場事前登録が必要なので確認をお忘れなく!

また、下記イベントも同時併催展される予定なので興味がある人はチェックしてみてください。
ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2022
運輸・交通システムEXPO2022

へぇ~知らない製品やサービスもありそうで面白そうだね。

チャーチルさん

展示会に行く目的

ワイヤレスジャパンだけに限らず展示会等のイベントに行く目的は主に下記2つになると思います。

展示会に行く目的
  • 目的1:業界研究・勉強
  • 目的2:商談

目的1:業界研究・勉強

展示会では最新製品の展示や実演がありますし、講演では業界の最新事情やトレンドについて語られます。そうした最新情報の収集は殆どの人に当てはまる目的になると思います。情報収集であればネットで十分じゃないの?と思うかもしれませんが、こういった場に出てくるのはメーカや通信キャリアの担当者であり、そうした“現場の声”はネットでは中々聞けないので一回話して見るのが良いと思います。

ぶらぶら歩いて遠くからブースを見ているだけだと中々分からない事も多いです。せっかくリアルのイベントに行くのであれば担当者と会話しより深く理解した方がお得なので、積極的に攻めて行きましょう。

また、自身の勉強という意味で行くのはもちろん良いのですが、それ以外にも面白いネタがあれば、ちょっとしたトークのネタになったりします。顧客(エンドユーザ企業の情シスの人)とのトークで『以前行ったイベントでxxxというものがありまして~』というネタになるかもしれませんし、場合によってはそこから案件に繋がるかもしれません。そういった意味で、元々自分が知っているもの以外にも現場で面白そうなものがあれば、情報を集めてみても良いでしょう。

目的2:商談

もう一つは商談です。商談というとその場で取引?契約書?と思ってしまうかもしれませんが、ここで言う商談とはキッカケ・コネクション作りです。例えば以下のようなシチュエーションです。

  • あなたはあるSIerのエンジニアです。
  • 顧客の課題に対しソリューションを提案する必要がありますが何が良いか悩み中です。
  • そんな中、展示会場に訪れた際にあるブースのメーカ担当者に相談しました。
  • メーカ担当者「それなら良いソリューションがあるので今度プレゼン致します。」
  • ここで名刺交換

その後別日で改めて詳細な要件確認やデモ・プレゼンを行い案件化といったケースもあります。展示会場のメーカ担当者も一日に何十人と相手にするのでその場で出来る事には限界があります。そのため当日は①名刺交換をする ②別途改めて会話したい旨伝えるの2点をまずは重視してください。実際にはその後営業担当者が関わったり、見積もりとなればメーカ直接ではなく販売店経由となったり色々お作法はありますが、いずれにしても当日はコネクションを持つ事が重要です。

一方、そのメーカの機器は自社で販売や取り扱い実績がある、問い合わせルートがあるということであれば必ずしも当日に焦る必要はありません。その場では技術的な情報収集に重点を置き、実際に次のアクションが必要であれば別途問い合わせる形でも問題ありません。

展示会に行く準備

展示会に行く際は最低限以下の準備はしておきましょう。

展示会に行く準備
  • 準備1:最低限の基礎知識は事前に勉強しておく
  • 準備2:行きたいブースは事前に目星をつけておく

準備1:最低限の基礎知識は事前に勉強しておく

展示会は基本的には“最新情報”の色が強いです。そのため基本的な事は理解している前提で直近の課題やそれに対するソリューションの話が展開されます。そもそも基本的な事を全く分かっていない状態では理解が追いつかないので最低限の基礎知識は知っておきましょう。

ブースによっては基本的な事から説明してくれますし、そもそも担当者に質問すれば教えてくれるので絶対にダメと言う訳では無いですが、限られた時間で効率よく情報収集する方法としては考えておいた方が良いですね。

ポン先生

もちろん、当日偶然目に止まったブースが元々全く知らない技術分野だったなんて事もあるから、その時はその時だけどね(^^)

準備2:行きたいブースは事前に目星をつけておく

行きたいブースは事前に目星をつけておいた方が良いです。例えば普段良く取り扱うメーカ、気になっている技術等々です。必須のブースは事前に決めておき、効率よく巡回しましょう。

これは当日の滞在時間が限られている場合もそうですが、丸一日居る場合も同じです。この手の展示会は大きいものだと東京ビッグサイトや幕張メッセ等で開催されます。行ったことのある人は分かると思いますが、会場はとても広いです。一日あれば目ぼしいブースはチェックできますが、後半は疲れて集中力も切れてきます。。。そのため、行きたいブースは最初にしっかり聞き、残った時間は面白そうなネタを現地で探す、なんてパターンがオススメです。

まとめ

ポイント
  • ワイヤレスジャパンはワイヤレスソリューションに特化した専門展示会

  • 展示会に行く目的

    • 目的1:業界研究・勉強(業界の最新情報を収集しよう)

    • 目的2:商談(メーカとのキッカケ・コネクションを作ろう)

  • 展示会に行く準備

    • 準備1:最低限の基礎知識は事前に勉強しておく(最新情報入手の下準備をしよう)

    • 準備2:行きたいブースは事前に目星をつけておく(広い会場を効率よく巡回しよう)

イベントモノはそもそも興味の無い人、毎年参加している人、興味はあるけどスケジュールが合わなくて結局行けない人、結構クッキリ分かれます。昔よりもネットで得られる情報量自体が多くなってきた事もありリアルイベントの価値は相対的に下がっているのかもしれません。しかしそれでも現地でしか得られないモノがあるのもまた事実です。どんなイベントでも行く行かないは自由ですが情報収集方法の1つとしてこの記事が参考になれば幸いです。